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Kenya of East Africa in 1998 よもやま話






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東アフリカ ケニア、ラム島への旅

Part 3: モンバサ 〜 ラム島 インド洋に浮かぶ小島への旅

モンバサの海辺は、大草原のサファリと打って変わって、どこか懐かしい風景です。

朝の8時に寝台急行でモンバサに着いたので、時間はたっぷりあります。

午前中は各自、自由に街中を見学したりホテルで休んだり、午後は皆で海水浴をしました。


海辺で撮った写真ですが、子供は何処へ行っても、世界中同じですね。


我々もこの子供達と同じく、エメラルドグリーンの海で海水浴を楽しみ、

写真を撮るのも忘れて、日がな一日、のんびりと過ごしました。

・・・・・


一夜明けて、いよいよターボプロップ飛行機をチャーターして、北東300kmのラム島へ移動です。

ケニア航空が我々の為に用意してくれた、正、副のパイロットが搭乗した正規の飛行機です。

乗客は我々だけだったのでチャーター便だと思うのですが、普段は乗客がいないだけかも!?。


モンバサのモイ国際空港から出発なのですが、上の写真は飛行機に向かって歩いて行くところです。

19人乗りのDHC-6と言う小さな飛行機でしたが、飛行機のチャーターは生まれて初めてのことです。

コクピットの扉が無くて、パイロットが操縦する様子を見るのも初めてで、それはもう楽しかった。


左がキャプテンで、右のCo-パイロットが、これまた驚くほどのハンサムでカッコイイ青年でした。


決して快適と言う訳では無かったけれど、日本では絶対味わう事が出来ない面白い体験でした。


着陸前の上空からみる海岸線、何の変哲も無い風景ですが、海の底が透けて見えるのに驚きました。

・・・・・

マンダ島の原っぱに毛が生えた様な空港に着陸し、ダウ船の渡し舟から見たラム島の街並みです。

街の始まりは14〜5世紀、17〜19世紀にはヨーロッパ、インド、中国を中継する重要な港町だった。


宗教はイスラム、車が無く、到底アフリカとは思えない、中近東のバザールの様な雰囲気の街です。

上陸してみると海岸通りが広く流石に港街。その縁に沿って二重三重に建物がせめぎ合い、まるで

前の建物を海に追い出し、落とし合う様に立ち並び、その隙間をようやく人が通っている様な有様。


道と言うより隙間と言う方が相応しい細い路が、これまた何重にも海岸線に平行して走っています。

ラム島での宿は現地調達で、幾つかのグループに分かれて探します。客引きが大勢いて簡単にGet。

宿賃交渉で思惑より安い金額に決まり¥2,000弱/泊だったと思うのですが正確に覚えていません。

この細い路地をクネクネと歩き、同じ様な建物が並んでいる為、一度では道順など覚え切れません。


我々がGetしたのは、誰かの別荘らしく、丸ごと一軒家を借り切りです。他の客は誰もいません。

学生の娘達4人と社会人の女性1人、そして私達夫婦の7人で、この家を独占です。

気の良いメイドが一人付いて、何処から運んで来るのか食事の用意や、雑用一切をしてくれます。


瀟洒な建物の中庭には木が茂り、花が咲き誇り、喧騒から隔絶された素晴らしい宿となりました。

ラム島の滞在は3日間、2泊をここで過ごし、のどかなリゾート気分を満喫しました。

下の写真が、海岸沿いのメインストリート。車が無いので、島には荷役用のロバが沢山いました。


娘達は一見怪しげな民家でタトゥーペイントをしたり、アフリカ独特の髪結いをして大はしゃぎ。

・・・・・

何処かで時間が止まった、ラム島での2泊3日の旅を終えて、マンダ島に渡るダウ船を待つひと時。

爽やかな風に吹かれて、しばし時間が止まった様な、のどかな空気と感覚が甦ります。


この後は、マンダ島からナイロビへ飛行機で戻り、都会でチョット休息した後、

再び陸路、ワゴン車に分乗してナイロビの西方250km、マサイマラ国立公園へ向います。

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