古都フエの阮朝３代皇帝　ティエウ・チ帝陵 in 2016　よもやま話---建築工房バク：BAKU のＨＰ

BAKUのMenu		The Imperial Tomb of Thieu Tri in Hue 2016		よもやま話
		古都フエ、阮朝３代皇帝　ティエウ・チ帝陵 in 2016 ユネスコ世界遺産のティエウ・チ帝陵日本の江戸時代末 1802年から第二次世界大戦終了まで存在していた阮朝アヘン戦争後の 1858年フランス等の侵略で全域仏領となったものの大戦直後の 1945年8月ベトナム革命まで13代続いた阮朝の３代皇帝陵です。日本もこの地に深く侵略し、日仏戦争で迷惑をかけた歴史が有ります。・・・ピルグリミッジ・ヴィレッジの直ぐ近く、徒歩で行った帝陵で、ここだけ外塀がありません。広大な陵墓で森林の中にあります。帝陵の中では、これでも小さい方だとか。拝庭への入り口で右側門を潜って入ります。拝庭右手に守護して並ぶ文官・武官・馬・象の石像皇帝の功績を称える碑文石が置かれた碑亭奥に徳聲楼という建物があったそうですが、今は基壇のみで二本の塔が名残拝庭中央、この直線上の徳聲楼の更に奥へ、凝翠池・陵墓の順に配置されています。拝庭左側に守護して並ぶ象・馬・武官・文官の石像とてつもなく広大な土地であることが、お判りでしょう。我々が訪れた夕暮れ時には誰もいませんでした。墳墓前から見た、凝翠池・徳聲楼跡・碑亭徳聲楼跡から見た、凝翠池・墳墓左右に並んで配置された、礼拝寝殿前から見た墳墓ベトナム戦争で破壊された部分が有るとはいえ、よくぞ残ったものです。墳墓の右側に並置された礼拝寝殿に至る入り口凝翠池を廻り込んで辿り着いた礼拝寝殿へ上がる階段３段になった段上テラスと入口の鴻沢門皇帝であることを表す、龍の手摺鴻沢門も龍の飾り瓦が乗った素朴な門構えです。礼拝寝殿である表徳殿内部の祭壇３代皇帝、ティエウ・チ帝とその皇后が祀られているとのこと。比較的新しい造りだったので最近修復したのかもしれません。礼拝寝殿内部の庭、右が鴻沢門寝殿の庭側から見た鴻沢門、自然な色合いの建物には親しみを感じます。・・・ベトナムを初めて統一、ようやく自前の落ち着いた国家として原形を築いたのが阮朝安寧だった期間は 1802～1847年フランス・スペイン侵略までの僅か45年 1841～1847年在位のティエウ・チ帝が安寧期の最後の皇帝第二次大戦までは仏領支配、1945年ベトナム共産革命で滅亡する迄 143年大戦後もベトナム戦争が終結する 1975年まで長い戦火に遭遇しながらこれだけの文化を残すとは、偉大なる民族と称えたい。 -　閉じる　-		・奥琵琶湖･菅浦 2014 ・奥入瀬渓流/縦版 2020 ・奥入瀬渓流/横版 2020 ・倉敷美観地区 2021 ・備中高梁松山城 2021 ・JR木次線の旅 2021 ・岩国・錦帯橋 2020 ・厳島神社外殿 2020 ・厳島神社内殿 2020 ・宮島・弥山 2020 ・安芸･竹原 2020 ・しまなみ海道2020 ・栗林公園　2020 ・那智の滝 2019 ・熊野古道 2019 ・高野山 2019 ・京都 2018 ・イタリア総集 2018 ・フィレンツェ 2018 ・コモ湖 2018 ・ミラノ 2018 ・ヴェネツィア 2018 ・ローマ 2018 ・尾瀬ヶ原 2018 ・SFC City 2018 ・SFｹｰﾌﾞﾙｶｰ 2018 ・SF･MoMA 2018 ・ミシシッピの家 2018 ・自由の女神 2016 ・MOMA in N.Y. 2016 ・New York City 2016 ・ﾏﾝﾊｯﾀﾝ摩天楼群 2016 ・ｸﾞｯｹﾝﾊｲﾑ美術館 2016 ・W.T.C in N.Y. 2016 ・古都フエ王宮 2016 ・ティエウ･チ帝陵 2016 ・ﾋﾟﾙｸﾞﾘﾐｯｼﾞ･フエ 2016 ・古都ホイアン 2016 ・台湾、燈絵 in 2012 ・Angkor Wat 4 in 2011 ・Angkor Wat 3 in 2011 ・Angkor Wat 2 in 2011 ・Angkor Wat 1 in 2011 ・Ha Long Bay in 2011 ・上海、七宝鎮 in 2007 ・カヤックing in 2006 ・W.T.C in N.Y. 2002 ・Barcelona in 2002 ・Turkey in 2000 ・ケニア Part5 in 1998 ・ケニア Part4 in 1998 ・ケニア Part3 in 1998 ・ケニア Part2 in 1998 ・ケニア Part1 in 1998